記録を読みながら胸が熱くなってきました。
ヘルパーの派遣によって、かえって老人と家族との間が断たれるといったケースがよく見られます。
むしろこれと反対に、離れがちである老人と家族の間を、つなぎとめる役割がヘルパーに課されているのです。
17年間も、ねたきり老人の世話をしてきた嫁の苦労は、たいへんなことだったでしょう。
嫁さんへのいたわりも必要だと思います。
それはともかくとして、両者とよく話し合って、事態の好転をみたことは、努力のしがいがあったと思います。
とくに人間関係の悪化は身体的にも悪影響を与えるし、反対に人間関係の好転は身体的に好影響をもたらすものであることが、この事例でよくわかります。
老人とヘルパーやデイサービスだけの間で、心が通じ合うのではなく、家族ともども通じ合うことがなによりも大切なことだと思います。
対象老人が感謝の気持ちとして、ヘルパーにプレゼントを申し出たとき、どのように対応すればよいか・・・。
老人の気持ちをこわしてはいけないし、一方、公共の仕事でプレゼントをもらうわけにはいかない。
その理由がわかる相手ならばよいのですが、わかってもらえない場合もあるでしょう。
そのようなときの方法についても、日ごろから十分に検討しておくことが必要でしょう。