奉仕のこころをもって

わたしは、数多くの期待と希望をもってホームヘルパーとなり、2年がたちました。


そして数多くの独特な性格をもった老人に会いました。


わがままで自分本位の老人、カラに閉じこもってしまう老人、デイサービスを何より楽しみにする老人などに接すると・・・


最初のあの張りつめた気持ちはどこへやら、あるときは失意のどん底につきおとされたように感じて、何度かやめたい、と思ったこともありました。


とある老女は筋ジストロフィーという不自由な身体で、ひとり暮らしでしたが、この難病から逃れようと必死だったのか、新興宗教を信じておりました。


わたしが訪問する時間が遅くなると、もう機嫌が悪く、「おはようございます」と声をかけても返事もしてくれません。


もういちど大きな声で声をかけると、いっそう声をはりあげて読経します。


・・・仕方なく、支度をして掃除にかかります。