2011年12月アーカイブ

わたしはこれまで老人家庭奉仕員として働き、歳月がながれました。


最初から訪問しデイサービスを利用しながら今年で6年目になるおばあちゃんがおります。


82歳のひとり暮らしのおばあちゃん、とても気丈失で気性は男性のようです。


何回も養子をもらったが長つづきせず、現在はおばあちゃんの実家から出た人が養子となっていますが別居中で、この人の毎月の送金で生活しております。


ある日、「おばあちゃん、おはよう。まだ寝ているの」と声をかけてあがっていきましたが・・・


いつもは起きて待っていてくれるおばあちゃんは床に臥せています。


「どこか痛いの、それとも苦しいところでもあるの」


・・・ときくと、小さな声で「腹あんばいが悪い」といいます。


なにか悪いものでもたぺたのか、熱でもあるのかと頭に手をあててみましたが、そんな様子もありません。


おかしい、と思いながらも、お湯でも沸かして、と思っていると、戸ロに「書留!」と郵便屋さんの声。


・・・すると、おばあちゃんはとび起きました。

老人ホームでなくても、看護中心のホームとか、入院・退院時の一定期間を限って世話する・・・


いわゆるデイサービスより進んだ、老人ホームより軽度の中間施設を設置してほしいものです。


さて、金銭欲中心の老女もいます。


金銭以外にも大切なものがあることを知らせる努力、むずかしいことですが必要だと思いました。


・・・つまり、金銭以外には頼るものがないという状態から、そうではない状態に置く努力とでもいえばよいのでしょうか。


自ら幸せを求める努力ができる老人こそ、理想の老後の姿です。


ヘルパーやデイサービスの仕事の中で、このような前向きの老人にしむけていく役割が重要です。


社会福祉の仕事の重要なひとつの柱は、このような自立性を高めるための援助であるといえます。